2018年11月30日

【最終話】スタジオ・ルナ アニメ研修道〜第一原画への道編〜

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ただいまスタジオ・ルナでは2019年度春期原画研修生の集団募集を行っています。
早くも募集締め切りまであと1ヶ月を切りました。まだまだ受付には間に合いますのでどしどしご応募くださいませ!
今回もスタジオ・ルナの研修制度を漫画と軽い説明で紹介していきます。

第6話は第一原画への道編でした。
また、今回の話数でアニメ研修道は最終回となります。

研修を突破すると、第二原画見習いとしてお仕事をお願いすることになります。
初めのうちはスタジオ・ルナでグロス受注している作品をメインにこなしていただき、ある程度慣れたら外注の第二原画も作業できるようになります。

社内の作品を作業する時も外注の作品を作業する時もそうですが、初めてのうちの数ヶ月間は先輩がサポートについて上がりの出来をチェックし、手直しをしたり指示抜け等の指摘をしますので、初めてでも安心です。

また、初めのうちに社内の作品をお願いする事にも理由があり、第一原画の担当者や演出、作画監督が全て社内に揃っている為
第二原画見習いにとっては、わからないことやケアレスミス、上がりの出来の悪さなども多少多めに見てもらえたり
ルナの先輩スタッフにとっても、第二原画見習い本人の為の作画のアドバイスなどがしやすくなるなどのメリットがあります。
ちなみに、第二原画見習い以降も、第一原画見習いや作画監督見習い、演出見習い(演出助手)等その役職に初めてトライする時は、経験者の先輩スタッフが必ずサポートにつくのでいきなり丸投げされるということはありません。

漫画内でも描かれていますが、第二原画スタッフが第一原画見習いになる為には一定の基準をクリアしなければいけません。
2つの基準のどちらかを達成した段階で第一原画見習いに登用出来るかどうかの査定、本人の意思確認を経て
申請した次の話数から第一原画見習いとして第一原画の作業をお願いすることになります。
第一原画見習いとなった後は、チェッカーの先輩にラフを見てもらいつつアドバイスを貰い第一原画を作業していき
ある程度慣れて1人でも上がりが出せるようになったと判断された段階でチェック解除と脱・見習いとなります。
勿論チェックを外れた後でもわからない事は周りの先輩に気軽に聞くことが可能です。

研修生のうちは教育担当のスタッフの管轄の下にある為、ちょっとした声かけを貰ったりすることもあり
そこで気付きが生まれて練習に活かせる事も多いのですが、研修を抜けた後は教育担当のスタッフの管轄から外れる為
自分のモチベーションと応用力、積極性でその後の成長度数が変わります。
積極的で自分から動ける人は第一原画見習いになるのも早いでしょうし、早く第一原画見習いになればそれに続くキャリアアップも早くなりますし、習得できる技術のレベルも高くなります。

キッズ向け作品が好きで、アニメ業界で原画スタッフとして頑張ってみたいとお考えの方は、ぜひこの機会にご応募下さい。

スタジオ・ルナは演出スタッフ、作画スタッフを中心とした制作会社で、人材育成には豊富な経験と実績があります。
私たちと一緒に、ここたまを作ってみませんか。
ご応募、お待ちしています。

(※研修生の募集はアニメーションの実務未経験の方のみです。原画、動画、背景、撮影、制作など、アニメ製作業務の経験者は応募できません。あらかじめご了承下さい)
posted by スタジオ・ルナ at 00:00| アニメ研修道

2018年11月23日

【第5話】スタジオ・ルナ アニメ研修道〜第二原画編〜

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ただいまスタジオ・ルナでは2019年度春期原画研修生の集団募集を行っています。
早くも募集締め切りまであと1ヶ月を切りました。まだまだ受付には間に合いますのでどしどしご応募くださいませ!
今回もスタジオ・ルナの研修制度を漫画と軽い説明で紹介していきます。

第5話は第二原画編でした。

とうとう原画マンの仕事の範疇である『第二原画』の研修課題になります。
研修カリキュラムとしては、この第二原画の作業をする上でのルールや基礎知識を学習出来たところで脱研修となります!

第二原画の作業時に陥りがちなのが、指示やキャラクターのパーツ抜け等のうっかりミスです。
最初の内は先輩も一緒にチェックをしてくれますが、まずは自分の仕事の責任は自分で取るんだという心構えで仕事に臨まないと頼りにされなくなって仕事を回して貰えなくなりますし、一定の期間を過ぎたら自分でミスを拾いきらないといけません。
慣れないうちは特に慌てがちなので詰め指示やかぶせセリフを作り損ねたりは日常茶飯事なので確認する癖を最初の内から付けないと、大変なことになるぞ〜と厳しく指導します。

次に多いのが、作修が乗っていないラフ原の清書が難しくて数が上がらない!というやつです。
本編でも研修生のルーナがまずトレスに苦労していますが、キャラ似せに手間取って悲鳴をあげています。
新人が入っても基本的に物を教えないスタジオでは最初からうまくやらないと次から第二原画の仕事を貰えなくなりまた動画の仕事に戻ったり、作画監督にやる気あんのか!と怒られる……といった事がありますが
スタジオ・ルナでは新人さんが最初から上手く描けなくてもそれは当たり前のことと考えています。
これは第3話でも書きましたが、キャラクターが多少崩れていたりしても、最低限意識すれば特別な技術が無くてもできること(セル番号や指示書きを忘れない、間違えない等)をきっちり抑えてくれていれば、技術的な面は先輩達でサポートしていくので、新人さんにはスピードをつけて量をこなし、メキメキ上手くなってほしいと考えています。

スタジオ・ルナで活躍するスタッフの殆どはルナの生え抜きで、自分達も先輩から技術を受け継いで今活躍している事を自覚しています。
そんなルナのスタッフだからこそ、次に入る新人さんに物を教えて自己実現の助けをするのは当然のことと考えています。

キッズ向け作品が好きで、アニメ業界で原画スタッフとして頑張ってみたいとお考えの方は、ぜひこの機会にご応募下さい。

スタジオ・ルナは演出スタッフ、作画スタッフを中心とした制作会社で、人材育成には豊富な経験と実績があります。
私たちと一緒に、ここたまを作ってみませんか。
ご応募、お待ちしています。

(※研修生の募集はアニメーションの実務未経験の方のみです。原画、動画、背景、撮影、制作など、アニメ製作業務の経験者は応募できません。あらかじめご了承下さい)
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2018年11月16日

【第4話】スタジオ・ルナ アニメ研修道〜背景模写・パース編〜

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ただいまスタジオ・ルナでは2019年度春期原画研修生の集団募集を行っています。
今回もスタジオ・ルナの研修制度を漫画と軽い説明で紹介していきます。

第4話は背景模写・パース編でした。

アニメの専門学校等を出ている人達はアニメの作り方を事前に学んでいる為こういった誤解は無いのですが、そういった勉強をする機会なくやって来る人の中には"背景は美術さんが描くものでアニメーターはキャラだけ描くものだ!"という誤解をしている人は少なくありません。
アニメーターも第一原画では『原図』と呼ばれる、そのカットにおけるキャラクターの立ち位置や背景の見え方等を細かに指示した設計図のようなものをコンテを元にして描く必要があります。

とはいえ、アニメーターを目指す人にはやはり背景よりもキャラクターを描きたい!と思っている人達が多く、背景は描く情報量も多くてキャラよりそれっぽく描きにくいし、苦手だからなるべく描きたくない!という意見を割と聞きます。
スタジオ・ルナでは基本的なパースの考え方・使い方のレクチャーと、上記のような背景への苦手意識を克服すべく、背景の絵を数種類模写してもらう背景模写の課題があります。

正直なところ漫画内で指導官のリリィが言うように、この課題をクリアするだけでは良い絵が描けるようになるかと言われるとそうもいかず、量をこなしたり様々な作品を沢山見て目を肥やして練度を上げていく必要があります。
私達先輩スタッフがレクチャーするパースについての考え方や動画を描く時のルール等は言ってしまえば鉛筆や定規などと変わりない"道具"です。
私達が実際に教えられることはそれらの道具の使い方や使う時のコツまでで、それを使いこなせるようになる為に1番必要なのは本人のモチベーションと努力です。
一朝一夕で習得できる技術ではありませんが、だからと言ってトレス編と同様に習得できない技術では決してありません。

キッズ向け作品が好きで、アニメ業界で原画スタッフとして頑張ってみたいとお考えの方は、ぜひこの機会にご応募下さい。

スタジオ・ルナは演出スタッフ、作画スタッフを中心とした制作会社で、人材育成には豊富な経験と実績があります。
私たちと一緒に、ここたまを作ってみませんか。
ご応募、お待ちしています。

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2018年11月09日

【第3話】スタジオ・ルナ アニメ研修道〜動画・応用編〜

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ただいまスタジオ・ルナでは2019年度春期原画研修生の集団募集を行っています。
今回もスタジオ・ルナの研修制度を漫画と軽い説明で紹介していきます。

第3話は動画・応用編でした。

応用編では奥から手前に動くカットや、キャラクターのパーツの一部のみを動かすカット等の普通に中割りするだけではない動画の作り方を学んでいただきます。
こういった動画の作り方を全く知らない方でも、素材の分け方から合成伝票の書き方まで指導官の先輩がしっかり指導していきますのでご安心ください!

また、この動画・応用編で学んでもらう事は基礎編と同じくらい重要です。今後原画マンとしてやっていく際に正しい指示が出せないと自分の意図した結果で返ってこずに失敗…なんてことも十分あります。
研修生ルーナが原画マンからスタートするのになんで難しい動画をやらないといけないんだと愚痴を言っていますが、全ては後のステップに進む為に大切な教養を身につけてもらうためなのです。

ちなみに、漫画内で指導官のポコが言っている「量をこなせないとプロとしてやっていけないよ!」はかなり重要ワードです。
特に新人のうちは下手な上がりを出すわけには…とゆっくり丁寧に作業をして1つのカットに時間を費やしてしまいがちです。
丁寧にやるのは大切なことですが、スタジオ・ルナでは最初の内から上手な上がりを出そうと考え過ぎ無くてもいいので時間内に上がりを出せるように頑張れ!という方針をとっています。
最初は誰でも上手な上がりを出すのは困難です。キャラクターが多少崩れていたりしても、最低限意識すれば特別な技術が無くてもできること(セル番号や指示書きを忘れない、間違えない等)をきっちり抑えてくれていれば、技術的な面は先輩達でサポートしていくので、新人さんにはスピードをつけて量をこなし、メキメキ上手くなってほしいと考えています。
何も考えずに適当に描いて「先輩達あとよろしく!」では勿論困りますが、その人の技術レベル以上のものをその時求めることはしません。一歩ずつでも確実にスキルアップしていくことが大切だと考えています。

キッズ向け作品が好きで、アニメ業界で原画スタッフとして頑張ってみたいとお考えの方は、ぜひこの機会にご応募下さい。

スタジオ・ルナは演出スタッフ、作画スタッフを中心とした制作会社で、人材育成には豊富な経験と実績があります。
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2018年11月02日

【第2話】スタジオ・ルナ アニメ研修道〜動画・基礎編〜

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ただいまスタジオ・ルナでは2019年度春期原画研修生の集団募集を行っています。
今回もスタジオ・ルナの研修制度を漫画と軽い説明で紹介していきます。
ちなみにこの漫画は3名のスタッフ達が描いております。
敢えて設定類を作らず思い思いに描いておりますので、その違いもお楽しみください!

第2話は動画・基礎編でした。

スタジオ・ルナの動画研修は、図形を動かしたりメタモルフォーゼの中割りなどの入門編から始めていき、それが済んだら"歩き"・"走り"・"振り向き"・"送りリピート"等の基礎編に進みます。

素材を渡されたら先ずは自分でチャレンジしてみて、出来上がったものを指導官の先輩のところへ持っていき指導してもらうのが基本的な流れになります。
イラスト等の動かない絵はそこそこ描けるという人でも、その絵を動かすとなった途端に描けなくなってしまう、キャラは不格好だし肝心の動きもぎこちないといった具合に、苦戦することは多いです。
作業中に自分でも気が付きながらも上手く出来なかった点や中割りのコツなどを指導官の先輩に教えてもらい動画作りに慣れていってもらいます。

また、商業アニメーションにおける動画の作成をやったことの無い人の中には動画マンの仕事を正確に理解できていない人もいる為、動画マンの仕事の作業内容や、やってはいけない事などもこの研修中に指導していきます。

キッズ向け作品が好きで、アニメ業界で原画スタッフとして頑張ってみたいとお考えの方は、ぜひこの機会にご応募下さい。

スタジオ・ルナは演出スタッフ、作画スタッフを中心とした制作会社で、人材育成には豊富な経験と実績があります。
私たちと一緒に、ここたまを作ってみませんか。
ご応募、お待ちしています。

(※研修生の募集はアニメーションの実務未経験の方のみです。原画、動画、背景、撮影、制作など、アニメ製作業務の経験者は応募できません。あらかじめご了承下さい)
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2018年10月26日

【第1話】スタジオ・ルナ アニメ研修道〜トレス編〜

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ただいまスタジオ・ルナでは2019年度春期原画研修生の集団募集を行っています。
今回はスタジオ・ルナの研修制度を漫画と軽い説明で紹介していきます。
本日から毎週金曜日に更新していきますのでどうぞよろしくお願いします!

第1話はトレス編でした。

トレスは動画の仕事は勿論、原画の仕事でもついてまわるものです。
漫画にもあるように、特に動画の線は作画作業をする上で身につけておかなければならない必須スキルです。原画を描く上で普段は使わないといっても、いざ必要になれば描けるようにしておかなければなりません。
研修のカリキュラムは大きく分けて6つありますが、その中でも一番習得に時間がかかるスキルになります。
ここで言う動画の線とは走っていて活き活きとした、いわゆる“原画の線”とも違う、一定の濃さを保ち、細く均一なよれの無い、鉛筆で引いた線のことを言います。
もちろん個人差はありますが特に最近は最初からタブレットなどを使ったデジタルイラストで絵を描き始める人が増え、鉛筆などのアナログの画材に触れる機会があまりないせいか、最初から一定の水準に達した線が引ける人は中々いません。
その為普段からそういった描き方を意識して描き続けてきた人以外は、研修開始の段階ではその描き方すら知らない状態なので描けなくても当然と言えば当然です。

スタジオ・ルナでは漫画内で指導役のポコが言うようにマンツーマンの指導システムを採用しています。
漫画内で研修生ルーナが描けない、うまくいかない、とぼやいていた事に対する対応策や、練習の仕方を鉛筆の持ち方からルナ生え抜きの先輩アニメーターがしっかりフォローしていきます。
初めから描ける人は中々いませんが、だからといって習得できない技術では決してありません。
本腰を入れて真剣に練習すれば1ヶ月以内の技術習得も不可能ではないのです。

キッズ向け作品が好きで、アニメ業界で原画スタッフとして挑戦してみたいとお考えの方は、ぜひこの機会にご応募下さい。

スタジオ・ルナは演出スタッフ、作画スタッフを中心とした制作会社で、人材育成には豊富な経験と実績があります。
私たちと一緒に、ここたまを作ってみませんか。
ご応募、お待ちしています。

(※研修生の募集はアニメーションの実務未経験の方のみです。原画、動画、背景、撮影、制作など、アニメ製作業務の経験者は応募できません。あらかじめご了承下さい)
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